日本養液栽培研究会 | Hydroponic Society of Japan

ハイドロポニックス 第37巻 第1号 要約

内外のニュース:日本養液栽培研究会 2023年度総会・第94回大阪大会

藤尾 拓也

総会議事及び大阪大会の発表内容の概要を報告するもの

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研究の紹介:転炉スラグを活用したトマト青枯病対策について

高橋 大喜

 2021年度に農林水産省が公表した「みどりの食料システム戦略(以下「戦略」)」では,2050年までに化学農薬使用量の50%低減を目指すKPIが掲げられており,化学農薬のみに依存しない手法の確立と現場への実証が求められている.著者らは戦略KPIを実現すべく,転炉スラグを活用した検討を進めており,その一部を紹介する.

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研究の紹介:有機質肥料活用型養液栽培(プロバイオポニックス)とは

犬飼 龍矢

有機水耕栽培(プロバイオポニックス)に関する基本的な情報、栽培を行う上で必要な設備、栽培上気を付ける点、OATでの試験結果等を紹介する。

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連載:やさしく解説!植物生理学 第七回「植物の成長:植物細胞の分裂と肥大」

福田 直也

植物細胞分裂の過程と,植物細胞内に発生する膨圧とホルモンの作用による肥大成長について,その仕組みを概説する.

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海外文献の紹介:塩ストレス下におけるセレンと硫化水素の併用がイチゴ水耕における収量,生理的特性および生物学的栄養強化に及ぼす影響

加藤 咲希

 塩ストレス下におけるセレンと硫化水素の複合施用が,イチゴの水耕栽培における収量,生理的形質,および生物学的栄養強化に及ぼす影響について報告する海外文献を紹介する.塩ストレスは,イチゴを含む多くの作物において酸化ストレスを伴う栄養障害を引き起こす.本研究では,このようなストレスへの耐性を向上させる物質として注目されているセレンおよび硫化水素が,塩ストレスによるイチゴの生育への悪影響を軽減することができるか検証されている.

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